まつやま書房TOPページ自費出版TOP3.本のマメ知識・7.出版用語集
  
  
 

3.7

あ行

赤字入れ

編集用語
校正時に訂正や修正などの指示を書き込むこと
本文との(黒字)との見分けをつけるため赤ボールペン、赤鉛筆で書き入れるため、こう呼ぶ

あじろ綴じ
並製本の綴じ方の一つ
詳細は「3・5.本の綴じ方」を参照

後付け
本の構成内容の一つ
あとがき、索引、注釈、奥付など
本文のあとにおかれる
詳細は「3・3.構成内容」を参照

あたり
編集用語
本文中の写真や図版の場所を示す目印
写真や図版の大きさの指定や合致するための番号などを書き入れる

あとがき
本の構成内容の一つ
後付け部分に挿入される
著者の書き上げた上での感想を記す
詳細は「3・3.構成内容」を参照

糸綴じ
折丁を一折ずつ糸を綴じる方法
詳細は「3・5.本の綴じ方」を参照

色校
校正の一つの名称で、編集用語
色刷りの場合は、ここで色調をチェックする。
印刷前の最終段階でおこなう場合が多い

奥付
本の構成内容の一つ
主に書籍名、著者名、発行者名(出版会社)、印刷所名、製本社名、ISBN、発行年月日、版数、定価、著作権表記などを記載したページ
日本の書籍では最終ページにおかれる
詳細は「3・3.構成内容」を参照

帯(腰巻き)
表紙やカバーに巻く帯状の紙
書籍のウリや推薦文を記し、書籍の見映えを良くする本の化粧道具
購買を促進する
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

一番上へ
か行

かど
文字通り書籍のかど
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

改丁
章の終わりなどで次の章の始まりを奇数ページからに改めること
前章が奇数ページで終わった場合は、次ページの偶数ページを空白にする

カバー
ジャケットとも言う(こちらの方が主流?)
表紙保護と本の見映えの良さを表現する
汚損防止のためPP加工をすることもある
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

キャプション
写真や図版の簡潔的な解説
文字の大きさを小さくしたり、書体を変えて本文との区別をつけやすくする場合が多い
詳細は『3・2.本の各部名称』の“紙面の各部分”を参照

級数
文字の大きさを示す単位の一つ
13Q(級)と表す場合もある
詳細は『3・2.本の各部名称』と『文字の大きさ』参照

行間・字間
行と字、それぞれの間隔を示す言葉

口絵
本の構成内容の一つ
前付け部分に挿入される
本文に関連する写真や挿絵をカラーでまとめたページ
本文の紙より厚めの紙(コート紙)となる
詳細は「3・3.構成内容」を参照

献辞
本の構成内容の一つ
前付け部分に挿入される
著者の周囲の人に対する謝意や敬意が書かれる
詳細は「3・3.構成内容」を参照

校正
編集用語
編集を経た文章を元原稿と照らし合わせてチェックする作業
おもに文字の修正、追加、レイアウトの確認など
校了まで最低三回ほどおこなう(初校、再校、三校+色校)

校正刷り
編集用語
校正をおこなうためにプリントアウトした仮刷り
主に印刷会社での本刷りの前段階で使用される言葉だが、ここでは当社と著者間で校正をおこなう際に使用するものを指す

国際標準図書番号
膨大にある書籍を管理する目的でつけられる番号
日本図書コード、書籍JANコードともいう
例)ISBN 4-89623-×××-△
略称→「ISBN」


小口(こぐち)

背の反対側
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

一番上へ
さ行

索引
本の構成内容の一つ
後付け部分に挿入される
本文中の重要な語句などを検索しやすくまとめたページ
詳細は「3・3.構成内容」を参照

上製本
製本方法のひとつ
厚紙などを使った表紙などがよくみられ、多少手間が掛かるためコストが高い
詳細は『3・2.本の各部名称』の“並製本と上製本”を参照

書体
文字の用筆や形態が同じようなもので系統付けされた字形のこと
フォント会社などによって、統一的なデザインで制作され販売される
主なものに明朝体、ゴシック体、行書体、楷書体など

序文(まえがき、端書き)
本の構成内容の一つ
前付け部分に挿入される
書籍を書くにあたっての動機や、主旨を記す
詳細は「3・3.構成内容」を参照

スピン(しおり)
布製のしおりのこと
書籍の背の部分に糊付けしている
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照


表紙の背中部分
タイトルなど背文字を印刷する
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

装幀
本のデザイン
主にカバーや表紙のデザインを指す

そで
カバー(ジャケット)の折り返し部分
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

一番上へ
た行

段間
段組の間隔
コラム間隔などとも呼ぶ

地(罫下・けした)
書籍の中身の下側
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

天(あたま)
書籍の中身の上側
詳細は『3・2.本の各部名称』と『3・3.構成内容』を参照


本の構成内容の一つ
書籍の中身の最初のページ
詳細は『3・2.本の各部名称』と『3・3.構成内容』を参照

取次
書物の問屋
出版社と書店の仲介者として、配本、出荷などをおこなう


表紙と同じように書籍名、著者名などを記す、本の最初のページ
詳細は『3・2.本の各部名称』と『3・3.構成内容』を参照
一番上へ
な行

中綴じ
並製本の綴じ方の一つ
詳細は「3・5.本の綴じ方」を参照

中扉(本扉)
本の構成内容の一つ
本文中の篇、章、部などの最初のページ(標題)になるところ
詳細は「3・3.構成内容」を参照

並製本
製本方法のひとつ
文庫本などによくみられる
詳細は『3・2.本の各部名称』の“並製本と上製本”を参照

ノド
書籍を見開いた場合の中央部分
または中身が背に接する部分
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

ノンブル
ページ番号を示す数字
詳細は『3・2.本の各部名称』の“紙面の各部分”を参照

一番上へ
は行


各ページの版面に書名や章、節見出しなどを表記したもの
たいてい外側に置かれる
詳細は『3・2.本の各部名称』の“紙面の各部分”を参照

判型
本の大きさをしめすもの
詳細は『3・4.色々な判型』を参照

版下
印刷をおこなうために作成された原稿

版面(はんづら・はんつら)
紙面で本文が入る部分のこと
ノンブルや柱などは含まれない
詳細は『3・2.本の各部名称』の“紙面の各部分”を参照

凡例
本の構成内容の一つ
前付け部分に挿入される
著者、編集者からの、本文中の約束事や略語や記号などの説明
詳細は「3・3.構成内容」を参照

平綴じ
並製本の綴じ方の一つ
詳細は「3・5.本の綴じ方」を参照

付録
本の構成内容の一つ
後付け部分に挿入される
本文と関連がある資料や参考文献などをまとめたもの
詳細は「3・3.構成内容」を参照

ポイント
文字の大きさを示す単位の一つ
10.5ptと表される場合もある
詳細は『文字の大きさ』を参照

本刷り
印刷用語
最終的な調整を終えたのちに、本紙(製品紙)に印刷すること
製本前の最終段階

本文(ほんもん)
本の構成内容の一つで、書籍の本体
一般的に前付け、後付け部分は含まれていない
詳細は「3・3.構成内容」を参照
一番上へ
ま行

見返し
本の表紙と中身をつなぐ紙
詳細は『3・2.本の各部名称』を参照

無線綴じ
並製本の綴じ方の一つ
詳細は「3・5.本の綴じ方」を参照

文字の大きさの単位
印刷用に使う文字の大きさを示す単位にポイント、級などがあるが、日常では使われない単位なので少しわかりづらい
パソコンの文書作成ソフトではポイントを初期単位として使われている場合が多い

一番上へ
や・わ・ら行
一番上へ
英数字

A判
紙の大きさを表す寸法の一つ
詳細は「3・4.色々な判型」を参照

B判
紙の大きさを表す寸法の一つ
詳細は「3・4.色々な判型」を参照

DTP(Desk Top Publising)
編集用語
パソコン上の操作(Desk Top)で、制作、組版・レイアウト、出力までの作業(Publising)をおこなう作業の全般のこと

ISBN(InterNational Book Number)
国際標準図書番号の略称
膨大にある書籍を管理する目的でつけられる番号
日本図書コード、書籍JANコードともいう

PP加工
印刷用語
表紙、カバーに特殊フィルムをかけること
擦れによるカバー汚損を防ぐ効果がある
「マット」と光沢がでる「ツヤ」がある

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